秋の収穫(農業してます)
2021.10.04
夏の暑さもやわらぎ、すっかり秋の気候となりました。
山間部では、切り取られた田んぼが多くみられるようになりましたね。
個人的なことで恐縮ですが、実は士業のほかに農業をしています。といっても田んぼ3反(3,000平米)を作っているだけの小規模なもので週末に作業をしている程度ですが。
というわけで、今年も無事稲刈りが終わりました。
今年は、鳥取県の新品種である「星空舞」に挑戦しました。
あまり手を掛ける余裕が無いのですが、思ったより収量も確保でき、一安心です。
面積が少ないと言っても、夏の間は畔(あぜ)の草刈や水管理で何かと気忙しいので、毎年稲刈りが終わると、ほっと一息付けますね。
「星空舞」の味を見て、また来年の品種を考えたいと思います。
ところで、実はこの3反のほかに、耕作していない田畑を4反ほど持っているのですが、こちらの管理の方が実は大変です。谷あいの小さな田ばかりで大型機械も入れにくく作業が大変ですし、畑は、野菜作りなどするにはとても手が回りません。
休耕中といっても雑草が生えないようにトラクターで耕耘(こううん)したり草刈したりなんかで、収入は得られないのにかなりの手間がかかります。
司法書士の仕事の中でも、「田畑や山林は管理が大変なので子供に継がせたくない。所有権を放棄できないか?」「田畑は管理できないので相続放棄したい」というようなご相談が近年増えてきました。
国は農業の大規模化を進めようとしていますが、なかなか進んではおらず、私のような小規模農地の所有者はまだまだ大多数です。これから10年、20年経つと、管理されない農地が急激に増えるような気がします。
ただ、農作業は嫌いではないです。広い空の下、一人黙々と作業するのも意外と気持ちが良いです。
思いつくままの雑感になってしまいましたが、いずれにしても、来年も無事収穫が迎えられますように。