登記手続きのご相談をいただいた際は、
必ずこれに至った経緯や状況をお聞きした上で、その手続きが最善なのか、また他に必要な手続きがないかなどの確認をさせていただきます。

相続放棄など裁判所手続きについて、業務内容ごとに詳しくご紹介しています。

• 不動産登記
  （相続登記、贈与・売買、抵当権抹消等）
• 会社法人登記
  （設立、商号・目的変更、役員変更等）

登記手続きについて、どういった時にどのような業務や手続きが必要になるかなどの流れをご相談の様子を使ってご紹介しています。

※事例の登場人物や名前は仮名です。
※相談内容はH29.4.1現在の法令に基づきます。

事務所の駐車場が手狭になったので、
隣にある畑を購入して駐車場を拡幅することになりました。
建物は何も建てないつもりです。
畑の所有者はうちの会社の常務なので、必要な書類はすぐに揃います。

畑なので農地法の許可も必要になると思いますが、登記も含め手続きをお願いしたいと考えています。購入する畑の登記簿と会社の登記簿も準備してあります。

分かりました。
ここはおそらく市街化区域なので
農地法の手続きは届出だけで
済むと思いますが、
他の法令も含め必要な手続きを確認して
ご連絡させていただきます。

また、会社役員の不動産を会社が
購入する場合には、
株主総会の承認か株主全員の同意が必要に
なりますので、
その手続きについても
併せてご案内いたします。

あと、畑の登記上の常務の住所が
会社の登記と異なってますが、
現在の常務の住所をご存知ですか？

う〜ん、確か会社の登記の方が正しかったと思う。

わかりました。
でしたら、畑の登記の方の住所変更の手続きも
必要になりますね。

また、会社の登記を確認したところ、
役員の任期が満了しているように見えますが、
会社の定款を拝見できますか？

（定款を確認）

やはり任期が半年前に満了している
ようですので、もし役員が変わっていなくても、
再任などの役員変更の登記を
早めにされないと、
裁判所から課される過料の金額が
大きくなってしまいます。

そうなんですか！？
この際だから、必要な手続きは全てお願いしたい。

分かりました。
必要な手続きについて整理して、
費用の見積もりも併せて後日ご案内いたします。

ご依頼に至らなくても構いません。
お一人で考えるより、まずはご相談ください。

何かにお悩み・お困りのとき、何をすればいいのか分からない、どの手続きをするのが最善なのか分からない、という方は多いと思います。

また、必要な手続きが分かっていても、必要となる書類や費用を調べ、お一人で手続きを行うのは、心理的にも時間的にも負担を伴うものです。

結果的にご自分で手続きを行うことを選択されても構いません。 お一人で考えるより、まずは専門家にお問い合わせください。